｢平成最後の怪物｣。勝手にそう呼ばせてもらいます。
強かったですね、アーモンドアイ。初めて走りを見ましたが、東京２４００Mであのパフォーマンスは素晴らしい。最大のライバルと目されていたラッキーライラックは、直線前が詰まった不利を差し引いても完敗でしょう。終始同じような位置につけてあの末脚を使われては敵わない。それに、父オルフェーヴルで距離延長は有利と見られたようですが、実際はマイル前後で強い馬のような気がします。狙い目はスワンSか毎日王冠。一度見ただけで決めつけてすいません。

しかし、アーモンドアイの母はフサイチパンドラかぁ･･･　私が競馬にハマっていた時期の馬ですね。あの世代はメイショウサムソンとカワカミプリンセスの活躍でサンデー産駒がGⅠを勝てず、エリザベス女王杯もカワカミプリンセス圧勝で終了かと思いきや、まさかの降着。2着のフサイチパンドラがタナボタ的にGⅠ馬となり、サンデーサイレンスの底力(?)を見せつけられたのでした。

オークスにはソリッドプラチナムの産駒も出走していましたね。裸同然のハンデ49kgで勝ったマーメイドステークスは印象に残っています。確か馬券取れた。ちなみに私がパンドラ世代で一番好きだった馬はアサヒライジングです。渋いだろぉ･･･

競馬を見てしまうと何が困るって、芋づる式に懐かしい記憶が次々引き出され、収拾がつかなくなってしまうことです。アサヒライジングはひっそりアメリカンオークスに挑戦し、2着と大健闘。その2年前、満を持して参戦したダンスインザムードは2着で大ブーイング。私はダンスインザムードのファンで、ヴィクトリアマイルの初代女王となった時には感涙でした。2着がエアメサイア、3着ディアデラノビア。4着コスモマーベラスを買っていなかったので、直線でディアデラノビアに生涯最大級の声援を送ったものです。

･･･ほらね。こういう具合にやめられない止まらない。だから見てはいけないのだ。来週のダービー、出走馬は知りません。オークスも知らなかったんだけど偶然見てしまった。平成最後のダービー馬。見ない。見ないから。