オーナーシュフCのマン管浪人日記

2018年度マンション管理士試験合格を目指す浪人主婦の日常

子は力なり

「マンション管理士の試験、いつ?」
「えーと・・・ 11月、です・・・」
5歳児相手に思わず敬語。去年一年間、さんざん試験のことを話題にしていたため、うちの子供にとってマン管試験は日常会話に登場するキーワードとなっています。


幼稚園の他の子供の保護者(ママ友という言葉、嫌いなので)からLINEメッセージが来れば、「誰?マンション管理士?」そんなわけない。LINEを交換するどころか、知り合いにもいません。マンション管理士。


彼女(今さら明かしますが娘です)は、「管理」という漢字が読めます。
「おさん 100えたら たいしたものだ」と、語呂合わせも知っています。
 (防火地域)(100㎡超)   (耐火建築物)
キティちゃんのスマホのおもちゃから「ファッションチェック!」という音声が流れると、「マンションチェック!」と言います。どんなチェックだ。劣化診断?


そして当然、私が試験に落ちたことも知っています。
最近、勉強を始めたらしいと気づき、「またおじさんのDVD見るの?」と言ってきました。おじさんのDVDはまだ届いていません。


去年、「しけんがんばって」と手紙をもらったのに落ちてごめん。覚えたばかりの平仮名で一生懸命書いてくれたね。あの手紙は大事に取って・・・ ない。毎日のように何か書いた紙をくれるので、夜中にこっそり捨ててます。ひどい。


そんなことは露知らず、今年も絶賛エールを送ってくれる娘に報いたい。本心は、自己顕示欲を満たしたい。やるぞ。

日々のつぶやき等

早いもので大型連休も明日で終わりですね。5月に入ってから今日まで、私は毎日5問ずつ昨年の過去問を解くという自分との約束を守っています。トラストミー。


一日5問ということは、25問。ちょうど半分・・・ おっと、今年は50問やらなくていいんだったぁ~てへぺろ()→33点がなんか言ってます。


ともかく。25問やってみて、自分が全く理解していない部分をよーーーーく思い出したというか思い知ったというか。


復旧・建替え、被災マンション法、団地。区分所有法関連ではこれらが特に苦手です。団地の建替えとかもう死ぬ。
本試験でも【問10(団地)】【問11(被災マンション法)】と、立て続けに間違えました。復旧に関する【問9】は、一応正解したものの、(3)が明らかに正解だったため選べただけで、根本的には理解できていません。個数問題だったらアウトです。


苦手なことは昨年もよくわかっていて、終盤に入って重点的に学習したつもりでした。しかし、全然足りていない。人によっては、重箱の隅的な問題になりがちで、しかも1~2問しか出題されない建替え関連の項目を「捨てる」という選択をするかもしれません。
でも、維持保全・設備系で超マニアックな問題が出る可能性を考えると、根幹の区分所有法に近い法令系で1点でも上積みしたいとプロ受験生は考えるのです。重箱の隅の芥子粒一つも見逃さないぜ。待ってろ。


そんな重箱の一つ【マンションの建替え等の円滑化に関する法律】については、先日受講した宅建の講習会でもほんの少し取り上げられました。平成26年の法改正まで、この法律は【マンションの建替えの円滑化等に関する法律】だった、ということ。間違い探し?


平成14年に施工されたこの法律は、マンションの建替えを円滑に進めるために制定されました。当たり前だ。しかし、それから10年ほどの間に建替えだけでなく除却、敷地の売却等の事項を加える必要が生じたため、「等」の位置を「建替え」の後ろに変えたのです。なるほど。知らなかった。まさかそんなことは本試験には出ないでしょうが。


しかし、「建替え等(除却、敷地売却)」はわかったのですが、旧来の「円滑化等」ってなに?円滑化=滞りなく行うようにする、「等」って、何を指していたのでしょう?法改正によってそれが外されたことを考えると、なくてもいいけどカッコいいからつけておくか、的な?エアロパーツってやつ?そんなわけない。謎です。


ま、法令は「等」って好きですよね。全てを包み込むミラクルワード「等」。

例えば【空家対策の推進に関する特別措置法】第9条【立入調査】。「市町村長は、当該市町村の区域内にある空家の所在及び当該空家の所有者を把握するための調査を行うことができることとされた」


えーと・・・ 空家「等」は、敷地や付属の工作物のこと。所有者「等」?空家だから占有者じゃないし、所有者(と推定される人を含む)ってこと?調査「等」・・・ 調べる以外に何するの?なんか怖い。そして、行うことができること「等」って、もはやカオス。市町村長の万能感すごい。


ずっと「等」を凝視していたら、ゲシュタルト崩壊を起こしてきました。恐ろしい子・・・!

ついに始動らしいよ。

ついに始めましたよ、勉強。昨日から過去問集に向き合っています。
一日5問、二日で10問。計90分じゃ。ドヤァ・・・
すいません。休養明けなんでこのぐらいで勘弁していただきたい。


私は昨年、本試験をフルマラソンに例えて綿密な学習計画を立て、それを実行しました。
2月からウォームアップの如く一日たった15分、問題を解く(見る)。そこから徐々に30分、1時間と勉強時間を延ばし、9月には2時間を乗り切る体力と気力を身に着けたのでした。そして落ちました。でも、全体として方向性は間違っていなかったと思う。


いや、間違っていたかもしれない。マン管対策に心血を注ぎ、管業は10月に入ってからやっつけ仕事のつもりだったのに43点も取れた。ドヤァ・・・ そうじゃなくて。
心血注いで33点だったじゃろうが、ワレ。これが過ちでなくて何であろうか。


今年は昨年の余韻がまだあり、今の段階で一日45分ぐらいは集中できます。短っ!!!
でも、この現状を受け入れて勉強しないと絶対挫折する。己を知れ。
月末には講義DVDが届くので、それまでは過去問集で勘を取り戻す作業を続けていきます。作業・・・ 作業ではダメだ。単語帳を作って勉強した気になっている受験生と同じじゃないか。えー、勉強とは・・・ 33点が語らないでください。自虐。